概要

ミリオンガイド   は、ニードルローラを用いたシンプル機構の直動ガイドだから「高精度&高剛性&不回転!!」


ミリオンガイド   は、ニードルローラを用いたシンプル機構の直動ガイドだから「高精度&高剛性&不回転!!」


点から線へ

「ボールからニードルへ」転動体にニードルローラを
採用することにより、 高精度な直進性を実現。
直動ガイドの“究極形態”

各部名称

各部名称

5.合いマーク

ブシュ下面とポストフランジ側面の合いマーク位置を一致させて下さい。合いマークが一致した状態で最終仕上げされていますので一致しない状態では使用できません。


6.シリアルNo.

ポスト・ブシュには固有シリアルNo.が刻印されています。本製品はポストとブシュ1対1での管理にて製造されていますので、他との組み合わせは出来ません。必ずシリアルNo.の組み合わせを確認して下さい。

1.2.ポスト&ブシュ

(材質:SKS3、SUS440C)
ポスト&ブシュ


3.ニードルローラー

(材質:SUJ2)
ニードルローラー

2µm〜6µmの予圧で出荷しています。


4.リテーナ

(材質:ポリアセタール、Uポリマー)
リテーナ

特長

1.点接触から線接触へ

線接触の為、高剛性である。

1.点接触から線接触へ

2.低予圧

低予圧だからスムーズ

2.低予圧

ボールは剛性維持するために予圧量が5〜12µmと大きく突入時ショック・振動が発生、短寿命。   ローラは予圧量が2〜6µm という微小な値で高剛性を実現出来るため突入時ショックが少なくスムーズ、長寿命。

ローラに数µmの予圧を与えることでガタがなく、高精度である。


3.ニードルローラを多角面形に配置

多角面形構造により回転方向を拘束できる。

3.ニードルローラを多角面形に配置

回転方向に拘束するものがないので回転する。   多角形にニードルが配列されているため、回転しない。
RoHS指令対応

ミリオンガイド 製品の呼称(型式)

ミリオンガイド標準品(GNG、GNZF、GNZC、FBG、FBGWシリーズ)発注型式
ミリオンガイド標準品(GNG、GNZF、GNZC、FBG、FBGWシリーズ)発注型式

ストリッパーガイド用標準品(GNS、GNSBシリーズ)発注型式
ストリッパーガイド用標準品(GNS、GNSBシリーズ)発注型式

オプションパーツの発注型式
オプションパーツの発注型式


 

オプションパーツ記号

 

位相合わせ用キーの取付方法

位相合わせ用キーの取付方法 押しつける

左図のようにポストフランジ部へ位相合わせ用キーを取付けるだけで、ポストの位置決めができ、ポストの取外し後、再度ポスト取付けが容易です。

<注意事項>
  • プレス加工中に上死点でポストからブシュが離れないようにポスト長を選択して下さい。
  • できるだけニードルローラが1回転以上するストローク(φd × &π以上)でお使い下さい。
  • ミリオンガイドのブシュとポストは1対1の組み合わせです。組み付け前にブシュとポストの固有シリアルNo.が一致しているか、確認して下さい。
  • ミリオンガイドの取付時にポストとブシュ間で回転方向のモーメントが作用しないように充分注意して下さい。
  • 稼動中は、ブシュからリテーナが飛び出さないように設計して下さい。
  • ミリオンガイドは、基本的に無給油での使用が出来ません。その為、定期的に給油が必要です。
  • ミリオンガイドの転動部にゴミが付着する場合は、カバー等で保護して下さい。
  • 使用温度が0〜105°Cの環境でご使用下さい。
  • 65°C以上で使用の場合は、リテーナの材質: Uポリマーを選択して下さい。
  • 納入後のミリオンガイドは、改造はしないで下さい。(所定の精度、性能が得られない危険性があります。)

精度基準

検査事項 測定方法 許容差
パンチホルダ、ダイホルダの
上下面平行度
パンチホルダ、ダイホルダの上下面平行度 呼び寸法の長辺の長さ 100以下 200以下 300以下 600以下
精度 0.004 0.008 0.01 0.015
ダイホルダ下面と
ガイドポストの直角度
ダイホルダ下面とガイドポストの直角度 100に対し0.01以下
組立後の平行度 組立後の平行度 呼び寸法の長辺の長さ 100以下 200以下 300以下 600以下
精度 0.006 0.012 0.02 0.025

ミリオンガイドの給油について

ミリオンガイドは無給油での使用が出来ません。その為定期的に給油が必要です。給油状態が適切でないと早期磨耗を引き起こし、性能の低下につながります。下記を参考に適切な給油を行い御使用下さい。

1.当社推奨潤滑油
オイルが使用可能な環境で御使用の場合はオイル潤滑をお勧めいたします。オイルが使用出来ない場合はグリースによる潤滑を行って下さい。
<オイル潤滑の場合>
  • (一般用:速度100m/min以下)軸受油/タービン油 ISO VG46
    〈アイセル/ミリオンオイルMO46(近日発売予定)推奨〉
  • (高速用:速度100m/min以上)軸受油/タービン油 ISO VG32
    〈アイセル/ミリオンオイルMO32(近日発売予定)推奨〉
  • (重荷重用)軸受油/タービン油 ISO VG68
    〈アイセル/ミリオンオイルMO68(近日発売予定)推奨〉
<グリース潤滑の場合>
  • (一般用)ウレア系極圧グリース
    〈アイセル/ミリオングリースMGS(P.33参照)推奨〉

※クリーンルーム用・真空用グリースも対応可能です。お問い合わせ下さい。

2.給油方法
<オイル潤滑の場合>

オイル潤滑の場合はオイルがニードルローラ全体に行き渡るように取付姿勢に応じて適切な箇所からオイル注し、スプレー等で給油して下さい。

<グリース潤滑の場合>

可能であればリテーナのニードルローラ部へ直接塗布して下さい。 ニードルローラへの直接塗布が困難な場合はポストあるいはブシュ摺動面へ薄く塗布して下さい。 ストロークさせながら塗布しますと、良好な給油が可能です。 いずれの場合も塗布量が多すぎると発熱や摺動抵抗の増大の原因となりますので過剰塗布には注意して下さい。

3.その他

右記例のような潤滑油給油仕様の特注ミリオンガイドも製作可能です。右記以外の方法もありますので、お問い合わせ下さい。

■ 特注事例 ブシュから給油する方法